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【かっこいいポーズまとめ】ダンス指導者がコツやアレンジを解説!

かっこいいポーズのサムネイル画像

ダンスのポージングとは?

ポージングと聞くとまずは雑誌のモデルさんのようなイメージを思い浮かべる人が多いのではないでしょうか?

彼女ら(彼ら)は、着ている洋服のイメージに合ったポーズや表情をしますがダンスのポージングとそれらは大きく違っています。

これらのポーズは服やアクセサリーなどの魅力を引き立てる役割をしています。

あくまで商品が主役なのに対しダンスでのポーズは主役は自分とその作品です。

歌の曲調、イメージ、歌詞に合わせたポーズをしたり、男性ボーカルなのか女性ボーカルなのかによってもアレンジを加え、自分や作品を表現していきます。

ダンスのポージングの役割

それではダンスではどのような時に、そしてなぜポーズをとるのでしょうか?

まずは曲の始まりや終わりに個人で自由なポーズをとったりまたはフォーメーションをつけて、バランスを見ながら全員で一つのポーズを決めたりすることでお客さんの目を引きつけたり、パフォーマンスの始まりや終わりを伝えます。

このポーズ一つで「これからどんなパフォーマンスが始まるんだろう?」と見ている人をワクワクさせたり、「かっこよかったー!」っという印象を残すことができます。

曲の途中でポーズをとることもあります。

一曲丸々ずっとダンスをしているのを想像してみてください。見ている側も疲れてしまいますよね。

激しい、またはゆっくりな動きだけでは無く、途中で止まることにより“静”と“動”を使い分けることで緩急をつけパフォーマンスにメリハリを与えます。

『かっこいい』ポーズの作り方

レッスン中などで「ここでポーズ決めてください!」と先生に言われて困った経験はありませんか?

『とりあえずなんでもいいからやってみて!」の そのとりあえず、が思い浮かばないわけです。

そもそも“かっこいい”と一言で言われても抽象的すぎてイマイチイメージが湧きません。

そこでお勧めするのは “かっこいい”という言葉をもっと具体的にすることでポーズのベースを作っていきます。

ここに具体化する二つの方法をご紹介します。

感情を表す言葉を連想する!

“楽しい”と“怒り”を表現しようとしたとき、どちらがかっこいいポーズになりそうか。。。おそらく大半の人が後者と答えると思います。

ありとあらゆる感情の言葉を体で表しかっこいいポーズにつながりそうな形を見つけていきます。

例えば。。。

怒り→仁王立ちになって手を腰に当てる、または腕を組む

悩み→腕をくみ、片方の手を顎に当てる

こうすることで体のどこをどうすればいいかが具体的に分かります。

特定の人物やキャラクターを思い浮かべる!

もう一つは自分が“かっこいい”と思う人やキャラクター(例えばラッパー、DJ, スーパーヒーロー、などなど。。。)を思い浮かべそのポーズを真似てみましょう。

ラッパー → “チェケラッ!”の手の形を作る

スーパーヒーロー → 地面にシュタッと降り立った登場シーンのように片膝と片手をつく

これでポーズのベースができました。

ですがこれではただの“怒っている人”、や“ラッパー”のままになってしまいます。

重要なのはアレンジを加えていくことです。

角度をつける

体の様々な部分にひねりまたは角度をつけ立体化と高低差をつけてみましょう。

上半身、下半身、頭、肩、膝、足首、つま先、手首、指先、など体の動かせる部分や関節という関節を動かしてベースポーズにアレンジを加えていきます。

意識することは平面ではなく立体感です。

表情をコントロール

ポーズは体だけの話ではありません。表情もポーズの一部です。

白い歯を見せたキラキラした笑顔ではどうしても“可愛らしさ”が出てしまいますよね。

まっすぐ前を見つめる、目線を逸らす、眉毛や口角を上げるなどの工夫をしクールな印象を与える表情を作っていきます。

小道具も活用する

帽子やシャツなどを着用していたら大いに活用していきましょう。

先ほど紹介した、腕組みのポーズでも片方の手をキャップのツバに添えるだけで、また一つかっこいいポーズのバリエーションの出来上がりです。

かっこいいポージングを紹介!

実際に上記で説明したベースポーズにアレンジを加えて“かっこいい”ポーズを完成させていきます。

ここからはベースとなる「かっこいいポーズ」をまずお見せして、

そこからアレンジを加えたポーズの紹介をしてそれらを比較するという形で紹介していきます。

腕組みポーズ

まずは、ただ腕を組んだベースポーズをご覧ください。

腕を組んだだけのポーズの画像

次にアレンジを加えたポーズです。

腕を組みポーズにアレンジを加えたの画像

こちらではさまざまなアレンジを加えています。

いくつかアレンジを加えるだけで見え方はずいぶんかっこよく見えますね!

以下が加えたアレンジです。

  1. 顔を斜めにそらす
  2. 上半身を右に少し倒して角度をつける
  3. 左膝を曲げて少し内側に向ける

今度は別のアレンジも加えてみます。

腕組みポーズにアレンジを加えた画像

こちらはずいぶんと違って見えます。

加えたアレンジは以下の通りです。

  1. 左手をキャップのツバに添える(小道具の活用)
  2. 上半身を左に少し倒して角度をつける
  3. 両膝を曲げて膝を少し内側に向ける

腕組みのポーズは平面になりがちなので上記のように角度や傾斜をつけることで立体的になりかっこよく見せることができます! 

ラッパー風ポーズ

ラッパー風ポーズの画像

まっすぐ立って”チェケラッ!”の手を作って前に出しただけのベースポーズです。

かっこいいポーズ(ラッパー風アレンジ)

こちらはラッパー風のポーズに以下のアレンジを入れたポーズです。

  1. 顔を右にそらす
  2. ”チェケラッ!”の手を少し開く
  3. 上半身を左に少し倒して角度をつける
  4. 右かかとを上げて膝を曲げる

このポーズの手はただ前に出すとありがちなポーズになってしまうため、

写真のように開いたり右手と左手の高さを変えるだけでもかっこよくなります。

スーパーヒーロー風ポーズ

まずは、シュタッと降り立った登場シーンぽいスーパーヒーローのベースポーズです。

スーパーヒーロー風かっこいいポーズ

こちらのアレンジを加えると次のようになります。

スーパーヒーロー風かっこいいポーズにアレンジを加えた画像

加えたアレンジは以下の2点です。

  1. 右手の膝の上におく
  2. 左肘をその上において手は口元に添える

このポーズは足元は一切変えていません。

フロアにいくポーズは下半身をアレンジすることが難しいですが、

下に行くことで、すでに高低差がついているので、

上半身をアレンジするだけでかっこよく見せることができます。

まとめ

これまでポーズを取るときのコツをみてきましたが、

体のパーツを数個ほどアレンジするだけで様々なポーズが生まれます。

皆さんも鏡の前でベースポーズからいろんなところをいじって研究してみてください!

こちらのページではかわいいポーズのまとめもしているのでぜひご覧ください!

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Meg
幼少期からバレエやヒップホップなどを10年以上習い、アメリカNYとLAでトレーニングを実施。またK-POPの楽曲に合わせたレッスンも可能です。