早どりとは?
「早どりになってるよ!」そう指摘されたことはありませんか?
早どりとは音楽よりも先に踊ってしまう、音楽のビートやリズムより、先に音を取ってしまう状態のことです。ヒップホップで大切な『音楽に乗る』『全身で音楽を表現する』ことが、早どりをすることによって、伝わりにくくなります。
ほとんどの方がダンスを始めたばかりのころに、経験したのではないかと思います。はじめての大きなステージに立ったときや、知り合いのいないステージに立ったときなどにも。今回はそんな早どりの原因、そして解消法をお伝えしていきます。
※文章では伝わりにくい部分もあります。動画を見て理解を深めましょう。
【POINT1】場数をこなそう
早どりをしてしまう原因の1つは精神的な部分に関わりがあります。はじめてのステージに立つ、大きなステージに立つなど、緊張する場面に慣れていないため早どりをしてしまいます。場数を踏み、場慣れをしてリラックスして踊れる空間を作っていきましょう。
【POINT2】不安要素をなくそう
動きに余裕が持てない、振り付けに自信がない、不安要素があるなどの状態も早どりの原因となります。振り付けの中で成功率が低い、不安要素の部分をなくすために、本番前にしっかりとした練習を重ねましょう。
衣装も、帽子や靴ひも、アクセサリーなど取れてしまう心配がないものを心がけ、本番にのぞみましょう。
【POINT3】振り付けは体になじむまで練習
『動きに精いっぱいになりすぎて音が聞けない』
こちらがよくある早どりの原因の1つです。踊りに集中することも大切ですが、音楽に合わせて踊ることがダンスのだいごみでもあり、基本です。まずはステップ1つひとつの動きを反復して練習し、意識しなくても踊れるところまで練習をしましょう。その場でもらった振り付けなども、くり返し踊りこみをし、振り付けを完璧に体になじませてから音楽と合わせることで、早どりを解消できます。
まとめ
早取りをしている人は自覚がない人が多いです。まずは自分がリズムを取れているのか確認してみましょう!音楽に合わせた手拍子、足踏み、ダンスをお手持ちのスマートフォンなどで撮影し、リズムがとれているか客観的にチェックしてみてください。
手拍子でリズムをとってみよう
まずは日常的な動きでリズムがとれるかどうかを確認しましょう。ダンスは日常的な動きとかけ離れていて、動きに集中しがちになります。ですので手拍子や足踏みなど、日常の動きに近いものでリズムがとれるかどうか、自分の好きな音楽などでリズムをとってみてください。