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基本ステップ【チャールストン】をダンス指導者が初心者向けに解説!

HIPHIPを踊る男性

今回は、つま先を使ってリズミカルに楽しく踊ることが出来る【チャールストン】をご紹介していきます。

チャールストンとは?

チャールストンの名前の由来はサウスカロライナ州チャールストン市で、発祥の地名がダンスの呼び名となったとされています。

チャールストンダンスは一つのダンススタイルとして、1920年代にアメリカで一世を風靡し、リズムに合わせて、足を交互に跳ね上げるように踊ることが特徴のダンスです。

現在では、ヒップホップダンスをはじめ、その他ストリートダンスにも取り入れられ、非常にポピュラーなステップとして知られています。

基本的に、つま先を軸にコントロールして踊るステップで、その他の応用ステップに派生させていく上で、元となる要素が含まれています。

チャールストンをマスターすることで、そこから動きのバリエーションを格段に増やしていく事が可能となります!

これは、もう身につけるしかないですね!要チェックです!

チャールストンの練習方法

ここから、様々なダンスジャンルで共通するオーソドックスな足の運びである、前後にステップしていく【チャールストン】の練習方法ご紹介していきます!

ステップ① つま先を使ったステップ

まずはじめに、つま先を外側に向けて「はの字」のポジションでスタンバイします。

足のスタンスは肩幅より狭くとって下さい。

ここからつま先を軸に、踵を外と内に動かしていきます。

まずはゆっくりのペースで練習していきます。

【ワン、ツー、スリー、フォー】のリズムに合わせて動かしてみましょう!(8ビート)

奇数のビート(ワン、スリー)のタイミングが、踵が内、

偶数のビート(ツー、フォー)のタイミングが、踵が外、

のポジションに来るように練習してください。

※スタンバイの時の足のポジションの「はの字」が大切です!

足をきちんと揃えた「気を付け」のポジションから始めると、動かす度に踵がぶつかってしまうので、要注意です!

そちらがクリア出来ましたら、テンポアップして練習していきましょう!

【ワン、エン、ツー、エン、スリー、エン、フォー、エン】と、先程の倍のテンポで動かしていきます。(16ビート)

オンビート(ワン、ツー、スリー、フォー)のタイミングで踵(かかと)を内に入れてください。

※カウント「ワン」の前の、エンのタイミングで踵を外に向けて、「ワン」で内に入れるところからスタートさせます。

一気に速さが増しますが、リズムキープできるまで繰り返してみましょう!

『速くて大変!!』と感じた時は、身体全体を弾ませてあげる(バウンスさせる)とスピードに合わせやすいですよ!

ステップ② 前後のステップ

①の動きに慣れてきたら、次は足全体の運びを練習していきます。

「右足→左足」の順で2歩、前に進んで下さい。

次は、「左足→右足」の順で2歩、後ろに下がります。

※歩幅は、普段歩く時くらいで、大きくなくてOKです!

こちらの前後にステップを繋げて4カウントで1セットとなる動きとなります。

足の運びに慣れてきたら、【ワン、ツー、スリー、フォー】のリズムに合わせて練習していきましょう!

いかがでしょうか?

こちらの動きは比較的シンプルなので、すぐに覚えて頂けると思います!

・この練習の際にカウントの「エン」のタイミング(足を踏む前の膝が上がっているところ)を意識しておくと、次の練習にスムーズに入っていけます。

・上半身は力み過ぎず、リラックスして行って下さい!

ステップつま先を使いながら前後のステップ

では、ここから実際にチャールストンにチャレンジしていきましょう!

①と②の動きを合わせて行っていくと、チャールストンの完成です!!

まず、前に進む動きです。

カウント「ワン」の前の「エン」のタイミングで

右足の踵(かかと)を外に跳ね上げます。(地面から離す)

それと同じタイミングで左足は地面に接したまま踵(かかと)を外に向けます。

そこから「ワン」のタイミングで右足を前に着地させます。

この際に両足の踵(かかと)を内に入れてください。

そして、次の「エン」のタイミングで、左足の踵(かかと)を外に跳ね上げ、右足は地面に接したまま踵(かかと)が外に向けます。

「ツー」のタイミングで左足を前に着地させながら、両足の踵(かかと)を内に入れていきます。

次に、後ろに進む動きに入っていきます。

左足が前のポジションから、

先程の動きを、左足の踵(かかと)を跳ね上げるところから、左足、右足の順で後ろ進めていきます。

常につま先を軸にして行うステップですので、踵(かかと)が地面に接しない事がポイントです!

特に片足を外に跳ね上げている際の、反対の足(軸足)を内に向ける動きが難しいので、反復して練習していきましょう!

こちら前後に4カウントの動きをつなげて、チャールストンの完成となります!

まずはリズムに合わせてステップできることを目標に取り組んでいきましょう!

動画も参考にしながら、練習してみて下さい!

チャールストン練習のコツ

ゆっくりステップしようとすると、片足でバランスを取るのが難しいです。

ある程度、早めのテンポでステップしていきましょう!

足のコントロールを確認しながらゆっくりステップを練習していきたい時は、何か支えとなるもの(壁やテーブルなど)に手を添えて、行ってみるのもオススメです!

小さなお子様ですと、お家の方に手を繋いでもらってもOKです!

チャールストンの応用ステップ

ここから、チャールストン、またはつま先を軸に使うステップが応用されている映像を紹介していきます。

TOMORROW ✖️TOGETHER / No Rules

オーソドックスなチャールストンに手の動きを加えて、オシャレにデコレーションを加えています。

0:50〜

 

BTS / Dynamite

踵を外に押し出す、マイケルジャクソンを模したステップワークです。

0:58〜

LMFAO ft. Lauren Bennett, GoonRock / Party Rock Anthem

シャッフルダンスでもチャールストンをクールに踊られています。

3:14〜, 3:27〜, 3:47〜

まとめ

いかがだったでしょうか?

今回は【チャールストン】をご紹介いたしました。 

繰り返し練習して頂き、つま先を軸にステップをコントロールする感覚を身につけていって下さい!

チャールストンを元にして、様々な応用ステップへと派生させることで、ステップのバリエーションが大きく広がっていきます!

またヒップホップダンスの基本のリズム【アップ、ダウン】のどちらも合わせて踊る事ができます!

是非チャレンジしてみて下さいね!

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ABOUT ME
KO-HEI
数々のコンテストにて優勝、入賞の実績を持つ。 専門学校リーダー講師、キッズダンスチームの育成にも尽力。 振り付け実績 青山テルマ/JP THE WAVY / Novel Core / NTT ミニオンDENPO その他多数