今回は【ツイスト】という身体のコントロール、またそれを用いたヒップホップダンスでよく目にするステップをご紹介していきます。
■ツイストとは
ツイストはその名の通り、身体を捻る動きです。
身体を捻ることによって、立体的な奥行きのある動きを出していく事が可能となります。
また、捻るタイミングで強く当てたり、捻る事でパワーを溜めて、解放する瞬間にアクセントを強く出すなど、ダンスの流れに緩急を出す為に、非常に効果的な動きです。
捻る動きを連続させる事も多いので、お腹周りのシェイプアップ効果も期待できます!
ツイストの由来は、
1960年代前半に、世界的流行をみた社交ダンスといわれています。
ロックンロールに合わせて踊られている様子をイメージできる方も多いのではないでしょうか?
ツイストの特徴は、
“腕を振って腰を捻る”
これに尽きます!
とにかく腕を振って腰を捻って、楽しくノリノリで自由に踊っていきましょうー!!!
はい、少し話が飛躍してしまいましたね…
ではここから、現代においてヒップホップダンスをはじめ、様々なダンスジャンルで、ツイストを取り入れて踊っていく為の入り口となる練習方法をご紹介します!
■ツイスト(腕を振って腰を捻る)の練習方法
ここからは具体的な練習方法を解説します。実際に体を動かして、挑戦してみてください!
ツイスト練習①
まず、足を揃えて立ちます。
膝は軽く曲げ、リラックスしたポジションを取って下さい。
腕を軽く曲げ、前後に振ります。
腕の振りに合わせて、腰を捻っていきましょう。
それと同時に、足はつま先を軸、または踵を軸に使って、腰と同じ方向に捻っていきます。
振った左手が前に来ている時に、腰と足の向きは左に捻ったポジション。
右手が前に来ている時は腰と足の向きが右に捻ったポジションとなります。
大切なポイントは、上半身は”前向き”をキープして行うことです!
また前述の通り、腕をしっかり前後に振りましょう!
※一度、試しに腕を振らずにやってみて下さい!
きっと捻る動きが出来ない、もしくは、やりにくいはずです。
ツイスト練習②
捻る動きが掴めてきたら、リズムに合わせて練習していきましょう!
ご自身のお好きな曲で行ってみて下さい。
(あまり早すぎないテンポがオススメです!)
まずはゆっくりのペースで練習していきます。
【ワン、ツー、スリー、フォー】
のリズムに合わせてツイストしてみましょう!(8ビート)
そちらがクリア出来ましたら、テンポアップして練習です!
【ワン、エン、ツー、エン、スリー、エン、フォー、エン】
と、先程の倍のテンポでツイストしていきます。(16ビート)
一気に速さが増しますが、リズムキープできるまで繰り返してみましょう!
『速くて大変!!』
と感じた時は、腕を振る動きの意識を強く持つことで、捻る動きが速さに間に合うようになってくるはずです!
■ツイストを使ったヒップホップのステップを紹介
ツイストの動きをマスターしたら、ステップにもチャレンジしてみましょう。
ここでは、ツイストを使ったヒップホップダンスのポピュラーなステップを2つご紹介致します!
①ウォークイットアウト
UNKの楽曲[WALK IT OUT ]のMV内で踊られているステップ。
0:29〜
BTSの楽曲[ON]の中でも、その要素が使われています!
1:53〜
②バートシンプソン
アトランタ発祥のダンスでシンプソンズのキャラクターからインスパイヤされたといわれるダンス。
マイケルジャクソンの楽曲[Remember the Time]のMV内でも踊られている事で有名。
7:03〜
■まとめ
いかがだったでしょうか?
先にも述べた通り、ツイストを身に付けることで、立体的な奥行きのある動きとなり、
ダンスの流れに緩急を出す為に、大切なテクニックの一つです。
また、お腹周りのシェイプアップ効果も期待でき、エクササイズ感覚でも取り組んでいただける動きです!
是非、繰り返し練習して頂き、ステップのバリエーションをどんどん増やして、楽しく踊っていきましょう!!