KPOPファンの中には、アーティストのダンスを見るのが好きな方も多いと思います。
KPOPアーティストのキレキレのダンスは見ていてとても気持ちがいいですよね!
今回はダンスの指導もしている筆者が自分の経験も踏まえて、
個人的に難しいと感じる曲や難しいと思う箇所、
振り付けを紹介していきたいと思います!
難易度の高い曲やシンプルであるが故に上手く見せるのが難しい曲など、
男性アーティストと女性アーティスト含めて15曲を選んでみました。
踊るのが難しいK-POP曲ってどんな曲?
1. 曲調が早い
曲が早いと、当然、そのスピードについて行くのが難しく感じます。
2. 振り付けが細かい
振り付けが細かい曲は覚えるのが他の曲に比べて大変になります。
3. シンプルである
「シンプルな曲は簡単じゃないの?」と思うかもしれませんが、
シンプルな振付ほどカッコ良く踊るには技術が必要です。
4. 表現の幅が広い
特に女性アーティストに多くみられますが、曲の中で振り付けのタイプが変わる曲があります。
そういった曲に対応するためには、多くのジャンルの基礎を持っている必要がある為、難易度が高いと言えます。
踊るのが難しいK-POP曲15選
ここからは筆者の独断と偏見で選んだ、『踊るのが難しいK-POP曲』を、15曲紹介したいと思います。
それぞれにどこが難しいと感じるか感じるポイントも、記載しておりますので、難易度の高い曲選びの参考にしてみて下さいね。
BTS (방탄소년단) ‘MIC Drop’ Dance Practice (MAMA dance break ver.)
HIPHOP調のこちらの振付。
多くの方がチャレンジされたと思います。
もしかしたら踊れる方もいるかもしれません。そんな方にはこのバージョン。
いわゆる『dance break』と呼ばれる、間奏の部分をダンスで魅せるというパフォーマンスの一種です。
3:30秒からの緩急がついた振り付けは、初心者の方にはオススメ出来ません。
BTS (방탄소년단) 2020 MMA ‘Dynamite’ Dance Break
恐らく去年から今年にかけて、多くの方がチャレンジされたと思われるこの曲。
筆者の生徒からも沢山リクエストを受けて指導にあたっていました。
マイケルジャクソンの動きを取り入れた、わかりやすいキャッチーな振り付けは、多くの人を魅了したと思います。
2:11秒からのパフォーマンスは、このダンスの為だけに音源が作られており、
いわゆる「音ハメ」的な要素を含むため、移動も多く、こちらも初心者の方にはオススメ出来ません。
BTS (방탄소년단) ‘DNA’ Dance Practice
BTSの中で難しい振付のTOP3に入って来るこちらの振付。
とにかく曲が早く、振り付けが細かいため、一旦流れを覚えるまでがまず大変です。
特に1:00秒からのジャンプ後からサビ前までが、息をつく暇も無い程に次から次へ振付が進んで行きます。
サビに関しても緩急が求められる振り付けで、経験者にとっても手応えのある振付になっています。
BTS (방탄소년단) ‘DOPE’ Dance Practice
こちらは曲が早くて手振りが多く難しい振付です。
個人的にはサビから急に振付の難易度が、上がると思っています。
1:36秒からの流れはサックスやクラリネットのような音楽に、ばっちりとハマる振付になっていて、
振付の入りがエンカウントからが多く、慣れるのに時間がかかると思います。
こういう曲はカウントで練習するより、音源を覚えて音楽を聞き込んで練習するのがポイントです。
BTS (방탄소년단) ‘Black Swan’ Dance Practice
BTSの振付の中でも、ジャズやコンテンポラリーの要素を含むこの曲。
動画内のメンバーも裸足で踊っているのが特徴的です。
普段HIPHOPなどをメインに踊っている方は、少し踊りにくい振付かもしれません。
1:31からの白鳥を連想させるような柔らかい動きや、ハンドウェーブからの1本足でのバランスなど、綺麗に踊るにはかなり練習が必要かと思います。
NCT U 엔시티 유 ‘Make A Wish (Birthday Song)’ Dance Practice
口笛のリズムに合わせて首を左右に動かしながら、前進していくのが特徴のこの振付。
全体的にHIPHOP調で構成されており、曲のスピードが早く、0:16から0:45までがかなり難しいと感じます。
ストップモーションのようなテクニックも必要になり、経験者にも充分に手応えのある振付だと思います。
BLACKPINK – ‘마지막처럼 (AS IF IT’S YOUR LAST)’ DANCE PRACTICE
BLACKPINKの少し前の曲です。
HIPHOPのような振付かと思えば、構成を含む女性らしい振付。
サビ前の音ハメに、サビでのステップ中の移動。
体をくねらせるようなボディーロール。
テクニック面も多く盛り込まれた振付になっており、男性にもチャレンジして欲しい曲です。
ITZY “WANNABE” Dance Practice
肩のシェイクと呼ばれるテクニックが、特徴的なこちらの振付。
『一つ一つのポーズをしっかり止める』
『腰を左右に動かす。』
など、ダンスの基礎力が試されるような振付です。
こういう振り付けは初心者と経験者の違いが、ハッキリ出てしまう傾向にあります。
IZ*ONE (아이즈원) – ‘FIESTA’ Dance Practice
いわゆる可愛い系の振付かと思わせておいて、サビでは曲調が変わり振付も変化して行きます。
ターンからの振付や、フロアと呼ばれる床に入るようなテクニックもあり、ある程度のバランス感覚も求められる内容になっています。
마마무(MAMAMOO) – HIP
こちらはMAMAMOOの代表曲のHIP。
この動画ではChoreographer(振付師)と一緒に、メンバーが踊ってる動画です。
振付を作った人と並べても、見劣りがしないレベルのダンスは、さすがはMAMAMOOといったとこでしょうか。
0:50からのサビ前のダンスは、フロアなどもあり難易度はあがりますが、音楽に綺麗にハマっていて、踊れると楽しいパートの一つです。
自信のある方は是非チャレンジしてみて下さい。
현아 (HyunA) – ‘I’m Not Cool’ Dance Practice
こちらもHIPHOP調の振付で、最近の流行りのSWAGSTYLEが多く使われている作品です。
サビで肩を動かしながら膝を中に入れながら移動。
振付も可愛いらしいパートから力強いパートまで幅も広いです。
難易度は高めと思いますが、バックダンサー側の動きの完コピ目指して、練習してみて下さい。
TWICE “MORE & MORE” Dance Practice
TWICEの楽曲の中でも難易度が高いと、ファンの間でも話題のこの楽曲。
2:34秒からの間奏でのダンスは、力強くそしてしなやかでキレも求められる振付で、
曲の後半にこの難易度の振付が入って来ると、体力的にもかなりキツくなってきます。
構成もかなり変化するので、複数人で完コピを目指すなら、フォーメーションの変化もチャレンジしてみて下さい。
TWICE「Kura Kura」Special Dance Clip
5月に発表されたTWICEの新曲はシンプルが故に魅せるのが難しいタイプの振付です。
手振りも多く、ひとつひとつの仕草が綺麗じゃ無いと、カッコ良く見えません。
振付自体が大きく動く物ではないので、ボディコントロール及び緩急が必要になってくる振付です。
[킹’ Story] ♬ THE BOYS(더보이즈) – KINGDOM COME @파이널 경연
ダンス本編が11分のとこから始まります。
この曲はとにかく振り付けが細かいのが特徴です。
KRUMPのようなパワー的な要素も入って来ます。
12:51からDUB STEPのような曲調に変わり、
今度はアニメーションダンスのような、ボディコントロールメインのダンスに変化。
13:17からのソロダンスは演出も含めて、是非見て欲しい作品となっています。
メンバーのダンススキルがとても高く、作品の世界観も衣装もこだわって作られています。
bad guy – Billie Eilish / Koosung Jung Choreography with THE BOYZ
最後は番外編として紹介。
THE BOYZのメンバーが踊っているんですが、ダンススキルが高すぎます。
今回紹介した15曲の中でも飛び抜けて難易度が高いです。
まばたきせず最後まで見てください。
最初から最後まで難しいです。(笑)
まとめ
いかがでしたでしょうか?
『踊るのが難しいK-POP曲15選』という事で個人的に難しいと感じる曲を選んでみました。
特に男性アーティストの方が難しい傾向にありますが、
逆に女性アーティストの振付を男性が踊ると、
独特な体の使い方に苦戦する場合も多いです。
そしてK-POPダンスがいかに幅広いジャンルで様々なダンスの基礎が必要か伝わったのでは無いのでしょうか?
「独学でやっているが基礎も身につけたい」という方にはこちらで練習方法を紹介しているのでぜひご覧ください。
KPOPダンスは独学でも上手くなれる?ダンス指導者が手順を解説
ただ自分で覚えるのは大変。
「やっぱりプロに教えてもらいたい」
こういう要望も多いと思います。
そんな方々にはスポともダンスアプリがオススメです。